億万長者が教えるどうして成功哲学を学んだ全員が成功できないのか

私が以前、コーチングの手法、NLP(神経言語プログラミング)と言う手法のセミナー講師をしていた時、多くの人が、「その内容はもう既に知っているよ。」とか、「それは知っているんだけど、出来ないんだよ。」と言っていた。この時、こういったことを言っている人には問題があるんだよ、と億万長者S氏から学んだことを思い出した。

実は、人生には階段がある。

これを学んだのは、3 年前、ある億万長者S氏の教えだった。

S氏
「100 万部のミリオンセラーを超えた『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで、多くの人は、その内容について知っている。でも、あの本を読んで大金持ちになった人もいれば、その時と状態が変わっていない人もいる。それはなぜだと思う?」

私はそう、聞かれた。

その時、私は、「お金持ちになるためのことを実践した人としていない人でしょうか。」と答えた。

すると、彼は、次のように続けた。

S氏
「今の時代、インターネットが使えて、多くの人が、たくさんの情報を無料で手に入れることができるようになった。そして、以前には考えられないほどのたくさんの知識を持っている。もしかしたら、多くの学生は、学校にいる先生よりも専門的知識を持っているかもしれない。」


「そうですね。」

S氏
「だが、問題なのは、この世の中を生き抜く私達にとって最も大事なのは、知識ではなく、それを生かすことが出来るかだ。多くの人は、知識を集めることに集中して、全く生活が変わらないことに気付かず、一生を終える。時には間違った知識もたくさん抱えてね。」

私は、カナダ留学を終えて、日本に帰国した直後だったので、英語にもそのことが言える、と思った。

世界中から多くの学生や社会人が、カナダに英語を学習しに来ていた。多くの留学生達は、母国で行っていた学習方法で、留学先のカナダでも同じように学習していた。英会話学校に毎日通って、たくさんの単語や熟語、文法や構文まで全て学び、家に帰ってからはそれ以外に参考書から学んでいた。しかし、そういった学習をしていた人の多くは、留学したけれど、英語を流暢に話せるようにはならなかった。

また、途中で英語は話せないものだ、理解できないものだ、と学習を辞めてしまう人も多かった。高いお金を出して留学までしに来ているのに、諦めてしまう人がかなりいた。

彼らは、しきりに知識の詰め込みをしていたが、実際には、知識の詰め込みが出来ても、それを実際に生活に生かせなかったようだった。

S氏は続けた。

S氏
「人生には、階段がある。だが、皆が考えるような、あの階段とは違うよ。物事のステップと言う意味だ。これを知っている人は少ない。」


「はい。それは、どんな階段(ステップ)なんですか?」

S氏
「物事の手順には法則のようなものがあってね、最初は、知ることから始まる。そして、多くの人は、たいていこの最初のステップで終わってしまう。」


「では、次のステップとは何なんですか?」

S氏
「学校の授業でも、多くの学生が先生から新しいことを教わった。それは社会でも一緒だ。ニュースを聴けば、たくさんの情報、知識が増える。だが、多くの情報、知識は耳から筒抜けで、次の日には、思い出すことができない。思い出すことができるのは、わかるようになったことだけだ。つまり、知ることの後は、わかる、と言う階段にのぼることになる。」


「はい。確かに、私の彼女も料理番組を見て分かった手順などササッとメモを取って、その料理を作ったりしています。私は、料理がさっぱりできないので、そういった料理番組は素通りなんです(苦笑)」

S氏
「君の発言の中に大事なことが隠されていたね。彼女は分かったことをメモしたんだね。手に入れた知識をメモにしたりすると、その記憶力と言うのは、長い間記憶する事が出来る。」


「はぁ。そんなこと、考えたこともありませんでした。」

S氏
「いいかい。人間は、生きている間に非常に多くの情報を耳にする。耳にしていた情報をすべて頭の中に蓄えていたらどうなる?頭がパンクしてしまうんだ。だから、脳は、知識の消去作業に入る。ある情報を聞いたら、次の日には、その 80%がなくなる。そして、1 ヵ月後には、5%になるんだそうだ。だが、逆に忘れる前にあることをすると、そうして知った知識は、80%記憶に残る。記憶に残ると言うよりも生活の一部となり、習慣として残る。また、その時忘れたと思っても、ふとしたきっかけで思い出せるようになるんだ。」


「そのあることって何なんですか?」

S氏
「それは、君の彼女がしたように、紙に書くこと。そしてもう 1 つは、分
かったことを口に出すことさ。」


「確かに、口に出すと言うのは大事かもしれません。私も英語ではよく、口に出すことで英語表現を覚えていました。そして、口に出した言葉と言うのは、思い出そうとしなくても、次第に、無意識に言えるようになったんです。」

S氏
「君は英語で階段を上がっているようだね。話が通じやすい。何かが出来た経験を持っていれば、話の理解がしやすいからね。では、わかると言うステップの後には何が来ると思う?」


「分かるの後?出来るですか?」

S氏
「うん。惜しいね。ここが多くの人が、陥っているミスだ。何かが出来ない、と言っている人を見かけたことはないか?」


「いや、実は私もさっき言っていたような気が。」

S氏
「そう、君もさっき言っていたことだね。料理が出来ないので、と。多くの人が、例えば、人前で話が出来ません、この仕事は出来ません、私には金儲けが出来ません、たぶん出来ませんと言う。だが問題は、分かるの後のステップは出来ると言うステップではない。君は英語を話せるようになったと言ったが、何か秘訣はあるのかい?」


「はい。英語を短い期間で話せるようになった帰国子女の英語学習法を学んだんです。」

S氏
「なら、学んだ次の日から、帰国子女のようにべらべら話せるようになったのかい?」


「そんなこと出来ませんでしたよ。」

S氏
「そう。分かった後は、すぐに出来るようにはならない。その前に、適切な方法で行う、と言うステップが必要なんだ。多くの人が、行いもしないのに、出来ない、出来ないと言っている。たいてい、そういう人はやったことがないか、もしくは間違った方法で出来るようになると信じ込んでいる場合が多い。」


「では、行う、出来ると来たら、次にくるのは何ですか?」

S氏
「私が今、多くの人に行っていることさ。」


「教える、と言う事ですか?」

S氏
「そう。だが注意が必要だ。生かせない知識ではなく、きちんと目標達成が出来る知識を大好きな人と分かち合うことだ。日本では分かち合いの精神とか言ったりもするようだが、分かち合い、それが大事になる。君も、帰国子女から英語を話すことを学んだようだが、それは本物の情報だったわけだね。だから、分かち合いになる。この分かち合った情報は、特別なものだ。君も、豊かになりたいなら、分かち合いの精神は大事にするべきだよ。」

そして、この時の会話は終わった。私は、使える英語の情報をこうして分かち合っているのは、この億万長者の教えに基づいています。

物事は、知る ⇒ 分かる ⇒ 行う ⇒ 出来る ⇒ 分かち合う
このステップを踏む。

英語も私は一緒だと考えています。

聞く⇒聞ける、話す⇒話せるになる階段を上がるのが大切です。

当サイトでは、英語を聞く、話すを知り、それから分かり、実践編に入って行きたいと思います。

ここは、非常に大事で、英語だけではなく、様々な面でも言えることだと思います。何かに迷った時は何度も読み返してみて下さい。

 

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