英語耳・英語脳を作るための8つのステップ

 さて、それでは、実践の手順です。

①まずは、英語を音で感じ取る作業です。何度も何度も本文を聞いてください。英語独特の音のリズム、イントネーションなどを聞きとってください。

英語の音を集中して聴くだけの作業はなかなかした事がないと思います。ですので、分からない発音の単語や文が出てくると、すぐ、辞書やテキストを見て調べそうになってしまうと思いますが、その作業を控えて、英語の音の持つ独特のものを感じ取ってください。

この方法が、目で英語の文字を理解していた私達の従来の学習方法から、耳で英語の音を理解する、本来の英語の習得の方法に切り替えているわけです。

この時、音に耳を傾聴させるのですが、日本語で何を言っているのか?は無視して、いわれている場所の雰囲気ややり取りをイメージが出来ると良いです。
(これは1回り目の最初では難しいかもしれません。徐々にできるようになると思いますので、あせらないで行いましょう。まずは、音だけを感じましょう。)

英語はこんな音をしているんだと、最初は全体的になんとなく感じます。早すぎて聴き取れないところもたくさんあると思いますが、回を重ねるに連れて次第に慣れてきて、少しずつ聞き取れる範囲が増えてくると思います。

文章全体に感覚が及んだら、次は文単位で、音をチェックしてください。

そして、1つ1つの音に対して、声のトーン、アクセント、イントネーションを完全に聞き取り、頭の中で再生できるまでにして下さい。1回り目に、どうしても聴き取れない場合は、2回り目、3回り目にもっと出来るようになりますので、飛ばして頂いて構いません。

時間が経ってくると、頭の中で、聴いた音が何となくそのまま話せそうな状態になってきます。ちょうど、あなたの耳が録音機になって、頭の中で再生されるような感じです。

最初は単語単位で言えると思いますが、出来るだけ、文単位で言えるようにしてください。文単位から文章単位で言えるようにしていきましょう。声に出して言うのではなく、頭の中、心の中で言いましょう。

②次に、英語の書き取りを行います。意味は分かっていなくて結構ですので、英語の書き取りを用意したノートに書き込んでください。最低単位を文単位で行うようにしてください。その理由は、単語単位だと、単なる知識で終わってしまうためです。例えば、I think that you’re right.と書くのか、それともthat you’re しか書けないのかでは、前者はそのまま会話で言えるのに対して、後者は会話では全く意味をなさないので使えない知識になってしまうからです。

必ず1文単位が最小単位で書き出してください。分からない単語があっても、大丈夫。後でテキストを使ってスペルチェックが出来ます。

最低3回は聞き、1文単位ずつ書き出して、分からないところがブランクになった状態で、やっとテキストを見ます。

その後、テキストと照らし合わせて、自分の特徴を客観的に見てみます。このスペルでこういった音だと自分は思っていたけど、実は英語はこういった音を持っているんだなぁ。そんな事ですね。この時、気づいたことは、必ずテキストかノートに書いておきましょう。ここが非常に大事。この気づきは、一生の宝ものになります。自分の癖を客観的にわかり、それを直す作業でもあり、かつ、自分の生きた英語の参考書を今から少しずつ作り上げていることにもつながります。

③次に、テキストと照らし合わせたノートを見ながら、CDの発音を聞きます。
1回目は、まず、CDの音の中で、単語と音が合わないものを探してみてください。
例えば、It must have been が「It mustabeen」のように聞こえたら、色ペンか赤ペンで、must と have と beenをつなげてみて下さい。すると、must have beenは特徴的な音を示す事が分かります。これは口語に見られることなのですが、会話で速いスピードで発音するので、音がくっつく現象です。それをあなた自身が解明しているのです。(一度解明したら、一生使える、と言って良いほどとても大事な作業です。いくつでも発見してしまいましょう。あなたの人
生の中で、その瞬間が、特長ある英語の音のつながりの、最初の発見なのです。)
これが分かれば、次からその英語の表現を聞いたら、わかるようになります。
(こちらもノートにまとめておくと、使える知識になりますよ。)

④1回目で聞いて③が分かったら、今度は、CDに合わせて英文を大きな声に出して読みます。(分からなければ、数回聴いても大丈夫です。)

この時、不思議な事を感じると思います。英文を見ながら読むと、何となく、音だけで聞いていたときよりも親しみを感じ、意味が少し理解できているような気になります。これは、文字から勉強していたので、簡単な文を理解できていると言う現象になります。

⑤CDの音があなたの発音と完全に一致したら、次は、意味を調べることに入
ります。(最初の1回り目はなかなか完全に一致しないかもしれません。ですが、出来るだけ、一致させるように努めて下さい。全体の50%以上なら大丈夫です。3回り目には、100%近く一致させることが出来るようになると思います。)この時、英英辞典を使ってください。

英英辞典で、気になる熟語や単語を調べる時の注意点ですが、単語と発音記号、意味、例文を全て書き出してください。

⑥また、書き出した意味と例文を声に出して読んでください。発音やイントネーションが多少変でも構いません。大事なのは、声に出すと言う習慣をつけることです。(最終的には、誰かもしくは何かの教材で英語の発音を素直に直す柔軟性が必要なだけですので、大丈夫です。)

その時、日常生活に使えるなぁと思うような表現があれば、ポストイットでも何でも良いので控えて、小さな紙に書いておいて下さい。もしくは、気づいたことを書くノートを1つ用意して、目標や気づいた発音のポイント、自分の変化などを記載していくついでに、使える英語表現を書いていきましょう。

⑦テキストの意味が分かった所で、再度、CDの音に合わせて、朗読する。これで、英語を英語で理解する基礎力がつくことになります。

最初、この作業に慣れるまで、30分~1時間がかかると思いますが、次第に早くなると30分以内で出来るようになってきます。

インターネットで勉強している人は、Easyが一通り終わったら、もう一度最初のテーマに戻り、作業を繰り返してください。1回目に行った時よりも断然はやく、この作業が行えるはずです。また、英語が英語として理解できる速さもダンゼン速くなっていきます。

参考書で学んでいる人も、一回りしたら、最初の項目、Lesson1などに戻ってください。そして、繰り返します。 同じ作業を繰り返し、また、最後まで終わったら、もう一度、最初のテーマ
に戻って最後に同じ作業を繰り返して行います。つまり、EasyならEasyにある全てのレッスンを3回りして終了です。だんだん作業が分かってきて、作業にかかる時間が少なくなります。1日1つのレッスンをする事を心がけてください。
それでは、手順の確認です。

①まずは、英語を音で感じ取る作業です。
何度も何度も本文を聞いてください。英語独特の音のリズム、 イントネーションなどを聞きとってください。

②次に、英語の書き取りを行います。
意味は分かっていなくて結構ですので、英語の書き取りを用意したノートに書き込んでください。
最低単位を文単位で行うようにしてください。
(この時、流れてくる音を止めながら行って構いません。)

③次に、テキストと照らし合わせたノートを見ながら、CDの発音を聞きます。1回目は、まず、レッスンの音声の中で、単語と音が合わないものを探してみてください。
例えば、It must have been が「It mustabeen」のように感じたら、色ペンか赤ペンで、must と have と beenをつなげてみて下さい。

④1回目で聞いてこれが分かったら、今度は、レッスンの音声に合わせて英文を大きな声に出して読みます。
(分かるまで何度も聴いても構いません。音のつながりを意識。)

⑤レッスンの音声があなたの発音と完全に一致したら、次は、意味を調べることに入ります。この時、Collins Cobuild英英辞典を使ってください。

⑥また、書き出した意味と例文を声に出して読んでください。
発音が間違っていても構いません。
大事なのは、声に出すと言う習慣をつけることです。

⑦テキストの意味が分かった所で、再度、レッスンの音声に合わせて、朗読します。これで、英語を英語で理解する基礎力がつくことになります

⑧日常生活で英語を使い始める。最初は簡単な文からでOK.
必ず通じるようになります。話す、話す、話す。 すると、意識せずに言えるようになっていきます。

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