LONGMANの英英辞典よりCOLLINS COBUILDの英英辞典を勧める訳

 ここで、英英辞典のオススメを書いておきます。これから本気で英語を身につけたいと思っている人は必ず買って頂きたい一品です。それは、COLLINS COBUILDの英英辞典です。私は、留学中にたまたまカナダの古本屋にあったものを$8.50で購入したのですが、私の英語生活の中で1番良い買い物をしたと言えるぐらい良い辞書です。

何が普通の英英辞典と違うかと言うと、単語の意味を英文の中で実際にその単語を使って教えてくれるのです。

今まで、LONGMANの英英辞典をオススメしてきた本などは多かったと思います。
実際、私もLONGMANを使っていたし、LONGMANの辞書を薦めていたのですが、私自身、次第にCOLLINS COBUILDの英英辞典を使うようになりました。

最近まで、英語の初心者の方にはLONGMANをお薦めしてきましたが、初心者の方もCOLLINSの英英辞典を購入して欲しいと思うように至りました。

違いは、具体的に説明する為に実際に1つの単語を調べてみます。milk(皆さんご存知ですね)を『LONGMAN DICTIONARY』で引きます。すると、1.white liquid produced by human or animal females to feed their young 2.white liquid produced by certain plants:coconut milkのように出てきます。

確かに、LONGMAN DICTIONARYは英語の単語を英語で理解し易いです。なぜなら、本当に簡単な言葉でしか、その単語を説明しないので、最低限の単語の意味を知っていれば、英単語を英語で理解し易いのです。

しかし、COLLINS COBUILD の辞書は更にその上を行きます。同じ用語milkを調べると、1.Milk is the white liquid produced by cows and goats, which people
drink and make into butter, cheese, and yoghurt. 2. When someone milks a
cow or goat, they get milk from it from an organ called the udder, which
hangs beneath its body.と出てきます。

LONGMANの辞書と同じように簡単に英語で単語を説明しているのですが、違いが分かりますか?

そう、COLLINSの場合は、MILKを文中で説明してくれていて、この説明文によって英文法が学べ、またこの説明文によって、この単語を用いた文が学べるのです。これがあなたの学習により一層役立ちます。これが、私が無意識に英文法を学習していた秘訣なのです。

文中に用いられることによって、この文はあなたがそっくりそのまま使える文になるんです。つまり、単語が単なる暗記ではなく、生きた知識になります。
一方、LONGMAN DICTIONARYはと言うと、英単語は英語で覚えることが出来るかもしれませんが、具体的な文でどう使ったら良いのか分からない為に、英単語が単なる知識で終わってしまうわけです。例え、例文があっても分かりにくい例文であったり、ほとんど例文が載っていないものがあります。難しい用語を調べると、その意味が更に分かると思います。

例えば、overwhelmと言う単語をLONGMAN DICTIONARYで調べた場合、1.defeat or make powerless by much greater numbers 2.(of feelings) make completely helplessとあり、意味は何となく分かりますよね。しかし、使うとなるとどう使ったら良いか分からない。

ではCOLLINS COBUILDはと言うと、1.If you are overwhelmed by a feeling or event, it affects you very strongly and you do not know how to deal with it.
Her brightness overwhelmed me.

このような具合です。意味を説明している英語の文章がネイティブの文章なので、それを覚えるだけで、さまざまな構文や文法を覚えることもできますし、文中にその単語を入れて、使うことができるのです。 私が使っている辞書は、『COLLINS COBUILD new STUDENT’S DICTIONRAY』私のものはちょっと古いので、アマゾンでも古本でしか買えないようですが、最
新のものが改訂版で出ているようです。『Collins Learner’s Dictionary』などたくさんあります。

先日、街まで行って本屋を確認したのですが、日本の本屋さんにはCOLLINS COBUILDの辞書は少数しか置いていず、また、上記のような文で説明するのではなく、単に意味を説明しているものもありました。ですので、私があげた上記の3つの辞書であれば、間違いないと思います。

初めて英英辞典を使う時は、かなりの抵抗がある方も少なくありません。私もそんな中の一人でしたから。英英辞典を使って作業をする時、調べる単語の中には、更に調べなくてはいけない単語が出てきます。そして、多くの人がこう思います。「いつまで調べればよいの?」

私も4年前、そう思いました。しかし、諦めないで続けていくと、実は、英英辞典の中で説明がなされるものの頻出数は限られていて、(特にCOLLINS COBUILDやLONGMANは、簡単な英語でその説明が書かれているので、)日を増すごとに、自ずと調べる単語が減っていったのです。

そして、こうなった時、英語の単語を、なぜか英語のまま理解してしまっているあなた自身がいることに驚くと思います。これが、英語脳って言う事です。
大体このような意味かなぁと日本語が頭に浮かばずに理解できるように次第になっていきます。

和英辞典や英和辞典は、文章を英語から日本語に解読するためだけに用いるのであれば、使っても良いでしょう。これも目標が関わってきます。英語を解読したいのか?それとも、ネイティブとナチュラルスピードで会話したいのか?もし、後者であれば、こうした学習法は、文を目で理解する学習に戻ってしまうので、英語力は伸び悩み、また壁にぶつかってしまうことになります。

最初は辛いかもしれないのですが、英英辞典を使ってください。そうすると、次第にどんどん楽になっていきます。ちょうど、英英辞典の坂があるような感じです。最初は上る坂は辛く、調べても調べても、調べるものがありそうな気がしますが、実は調べることはそれほど多くなくて、次第に楽になっていく、下り坂に差し掛かるのです。英英辞典、英語上達に必死のアイテムです。英語を英語のまま理解したい、スラスラ英語を話せるようになりたい、と思う方は、今日から、英和・和英辞典を使うのを極力控えてください。

 

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