映画を利用して楽しく英語を勉強する方法

 基礎を3ヶ月でしっかりつけた後は、飛躍的に英語力を伸ばしましょう。

ここまで来たあなたは、英語を英語のまま音が捉えられ、聞いた英語をそのまま音に出すことが出来、更に自分が言っている英語を英語のまま理解している英語力が少しずつついてきていると思います。

まだ、全ての英語を理解できないとしても、以前英語を捉えていたものよりもどこか親しみがあるのではないでしょうか?

映画を見ていても、何となく、以前よりも分かるような気がしたり、格好よいセリフが真似して言えるようになってきているのではないでしょうか。

もっともっと話したい、そんな気分になっているかもしれません。

このトレーニングでは、そのもっともっとと言う欲求を満たしてあげるだけです。それでは、ここでは私の語彙力、理解力が更に飛躍的に伸びたその秘訣をお伝えします。

用意
今度は、テレビ番組でも映画でも何でも良いので、ビデオもしくはDVDを1つ用意して下さい。時間は15分くらいであれば、何でもOKです。但し、長すぎないように。テレビドラマなら1話だけで大丈夫です。種類は、日常生活を描いた、現代もののコメディーやヒューマンドラマなどが良いです。(私は、アメリカで大人気だった『フレンズ』というテレビドラマを使っていました。スラングが多かったです。)

ビデオでもDVDでも構いませんが、日本語の字幕は必ず消えるようにしてください。もし、日本語字幕が出てしまう場合は、字幕の所に黒い紙を張って、全く字幕を見えないようにしてください。ビデオよりDVDがより好ましいです。それは、もし音が完全に聞き取れても、文字が書けない場合に、文字を確認する事が出来るからです。字幕で英語が確認できますよね。

映画-生の英語から英語を学ぶ-
まず、ヘッドフォンをして、字幕なしの状態で一度見てみます。そして、以前と同じように、まずは英語の音に出来るだけ集中して聞き取ってください。

トレーニングは、映画の中の登場人物が言っている英語の音、トーン、ボディランゲージ全てを感じ取りながら、耳に神経を集中させて、英語の音を心の中、もしくは頭の中で映画の音に合わせて完全に再生できるまで聞き取ってください。イントネーション、アクセント、発音、全てです。

速いスピードのナチュラルなネイティブの音をきちんと聴き取ることが目的です。そのため、1シーン、5分だけでも構いません。場面はご自身で選んで、その部分を徹底的に何度も聞き取りましょう。

最初は、先に行ったトレーニングとは全くレベルが違うと感じるかもしれません。ですが、何度も何度も繰り返し続けていくことによって、次第に聞き取りが慣れてきます。車のスピード感覚と一緒です。最初は80KM/Hで走っていた車が、急に120KM/Hで走り出すと速いと感じますが、次第に慣れていく、英語も慣れです。

ココに面白いデータがありますので、紹介しますね。
英語を話すスピード
■ ゆっくりした話し方(100wpm 以下は不自然なほど遅いので、聞いても訓練にならない)
演説-120 から 140wpm 程度
TOEIC-140wpm 程度と思われる
■ ニュースや講義の速度
講義-140wpm から 160wpm 程度
ニュース-160±20wpm
■ 会話の速度
通常の会話(少し早口)-180wpm(正確に明瞭にはなされていれば、聞き取るのは難しくない)
猛烈な速さ-220~230wpm
(注 1)wpm は、1 分間に話される語数
(注 2)ここに示した数字は、おおよその見当のための目安にすぎない。実際には、個々の場合で差がある。
野口悠紀雄『超英語法』2004年講談社より

今まで、インターネットの教材もしくは参考書のCDで学んでいたと思いますが、それは大体140 wpmだったのですが、それが180 wpmに上がったのです。だから速いと感じるかもしれません。

この速いと言う感覚が、日常生活のネイティブの速さなんですね。そして、これが聞き取れるようになると、あなたの英語力は本物です。

映画を何度も何度も見ていると、次のセリフが浮かんでくるようになります。
その浮かんできたセリフが完全に頭の中で言えるくらいになったら、今度は、文章、もしくは文ごとにセリフの書き取りをして下さい。

大事なのは、分からない単語があっても、文単位、文章単位でスラスラと聞き取った英語を書き出すことです。そして、書き取るまでに、1場面1場面で何度繰り返し見ても大丈夫です。分からない単語は、まずは空欄にして、文を書き、その後、何度も聞いた上で、これかなぁと思ったスペルを入れてみてください。音と音がくっついているような場合もあるので、注意して聞き取ってください。

次に、書き取ったテキストは字幕を見て確認しましょう。この時、音のくっついたものや、間違って聞き取っていたことなどをノートに書くのを忘れずに。気づいたことが非常に大事だし、あなたの英語発音の引き出しになります。(これを真似するだけで、ネイティブに間違えられることも多いです。)

書き取りが終わったら、自分が書いた文を見ながら、映画の登場人物やナレーションの声に合わせて大きな声で、発音します。このとき、その登場人物の役になりきってみましょう。すると、不思議な事が起こると思います。主人公の気持ちが分かったような気分になったりします。これは先に述べた、ボディランゲージのせいでもあるのですが、英語を英語で理解していることもあげられます。

その後、映画のセリフがイントネーションや発音、アクセントと共に完全に言えるようになったら、英語の単語の意味を英英辞典で調べます。このときも徹底的に英英辞典を駆使して、単語の発音記号、意味、例文を全て書き出してください。

そして、全ての英単語の意味を調べ、朗読し、無意識に英語で理解できるようになったら、再度、映画を見ながら登場人物のセリフに合わせて大きな声で発音してください。

その時、最初に映画を見た感じと、感じるものが最初と全く違うと思います。
その感じたものを大事にしてください。そして、その感じたものは、あなたが今まで英語の学習を辞めずに築いてきたあなたの財産なのです。

おそらく、日本語の字幕や日本語吹き替えでは全く味わえない何かを感じ取っていることでしょう。

私も、こうして、カナダの語学学校で、フレンズと言う大人気のアメリカのテレビ番組を使って、更に会話力を磨きました。他の人は、私と違う勉強法をしていたので、発音もめちゃくちゃで会話力は伸びませんでしたが(笑)


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