学校で習う構文や文法を勉強して英語は一生話すことができない

 帰国子女とMalindaの英語学習法に見られるように、実は、英語は生の英語の音から入ることが上達の早い方法です。

なぁんだ、と思うかもしれません。でも、本当に大事なことなんです。

例えば、皆さんは、映画の英語が聴き取れない時、英語の字幕にしてそれを見たら、何となく理解できることがあると思います。

実は、そこには、中学・高校でたっぷり学んできた英語の表現が書いてあるので、大体こんなことを言っているのでは?と推測できるからなんですね。

しかし、それは、同時に、耳を使わずに目を使って英語を学習してきてしまった証でもあります。

目を使って学習した場合、英語参考書や英語辞書、文学書、など静的な、変化のないものであれば、読めますし理解するのは比較的かんたんです。しかし、日常英会話や映画の音声など動的な、常に変化する英語には全く対応が出来ません。

野球ボールを筒の上に置いて、それをバットで打ったら、10球全て打てることができるかもしれませんが、こうした練習をしていては、本番では、ピッチャーの球をかすることすら出来ません。

動的と静的とは、これだけの違いがあるんです。

実は、私達が英語の学習でつまづいたのは、最初に英語を学んだ時に、静的な学習の時間があまりに多すぎたことです。これは、もう既にご存知の方も多いかもしれませんが、戦後日本では英文の翻訳が急務だったと聞いたことがあります。そのため、文法や英単語、英語構文の学習が英語学習の中心だったということ。これは、ごく最近、10年前までもその学習が中心でした。その後、これでは英語が伸びないと言うことで、オーラルコミュニケーションと言う、英語を話す授業が大事と言われたのですが、様々な論が参考書や学校で語られており、教科書も教え方もそれほど変わらないことなどから、皆困惑しています。何より、先生がまだまだ英語が話せる人が少ないのもその要因だと思います。

事実、私の元に寄せられる英語の悩みにも、文法が出来ないのですが、英単語力がないのですが、と言う質問が多い。英語が話せないので、何をすれば良いのですか?と言う質問がありません。もしくは、あったとしても、英単語力がないので無理です、とか英文法力が、とまだ翻訳の基礎事項について話している人が多いんです。

大事なのは、ネイティブに通じる英語を話したい、聞きとりたい、ここから始めたいのなら、静的な学習ではなく、動的な学習にしなくてはいけません。

動的な学習をすることで初めて、動的なネイティブの英語や映画の音を聞きとれるようになり、話せるようになるからです。

もし、一生話せないままで良いのであれば、文法や構文などを今までの通り、学んでいても良いのですが、本気で話したい場合は、学習法を変える必要があります。


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